2018年3月7日水曜日

カロテノイドの力(チカラ)

最近飲み始めたカロテノイドのサプリのお陰か、主人の視力が良くなり、明らかに病気をしにくくなりました。
この作用は何だろう?
何でも調べたくなる私、
「カロテノイドの生理作用」
という論文をもらったので、読ませて頂きました。
これまた、勉強になりました。
ありがとうございます、友人Tさん!

さて、簡単にまとめると以下の内容でした。


・血液中のカロテノイドの90%は、αカロチン、βカロチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン、βクリプトキサンチンから成っている

・カロテノイドは動物は体内で生合成できないので、食べ物から摂取するしかない

・カロテノイドは、肝臓、副腎、睾丸、卵巣、皮膚、眼、脳、肺に存在して様々な抗酸化物質として、各臓器を守っている。

例として:
ールテインやゼアキサンチンは皮膚、皮下組織に存在し、光や紫外線から組織を守っている

ー生理作用としてルテインやゼアキサンチンが紫外線からの光酸化から網膜を守り、老眼に大変有効とされている

ーα、βカロチンとリコピンの混合物を肝臓疾患者に与えたところ、肝硬変から肝臓がんへの移行を制御出来た。

ーリコピンは前立腺に多く存在し、前立がんの予防と進行を防御する、

・興味深いのは、カロテノイドを単独で摂取するより、食物と一緒の混合比
α 、βカロチン、リコピン、ルテイン(45:25:19:10)で摂取すると、より発がん予防の効果を示すことが分かった

赤や黄色、橙をした食物がなぜこのやって、カロテノイドを持っているかといえば、光合成を行う際に酸化物質が発生する、それから自分を守るために、カロテノイドを生合成しているのだそうな。
なるほど、なるほどって思いました!

自然の恵みですね。

お野菜いっぱい食べなくちゃ!それもちゃんとオーガニックで。
足りないと思ったら、サプリで補充してアンチエイジングだわ。

参考文献:カロテノイドの多様な生理作用
眞岡孝至 生産開発科学研究所(606-0805 京都市左京区下鴨森本町 15)